ニンジンは料理の使い勝手がよく、常備していることも多い野菜ではないでしょうか。
ニンジンの葉は捨てているという人も多いと思いますが、生でも食べることができるんです。
味は少しクセがあるので、そのまま食べるよりは他の野菜と合わせたり、マヨネーズなどの調味料で味付けしたほうがいいかもしれません。
また、人参によっては葉が固いものもあるので、その場合は軽く茹でると美味しく食べられます。
ここでは、人参の葉を生で食べるときについてや、栄養やレシピなどをご紹介します。
人参の葉は生で食べられる
人参の葉は生でも食べることができます。
ほんのりジンジンの味がし、少しクセがあるので、人によっては食べにくく感じるかもしれません。
また新鮮な葉は柔らかいのですが、人参によっては固いものもあります。
その場合は、軽く茹でると柔らかくなるし、苦みやクセが少しなくなるので、食べにくいと感じたら茹でてみることをおすすめします。
人参の葉に毒がある?
ニンジンの葉に毒はありません。むしろおいしく食べられます。
ではなぜニンジンの葉に毒があると誤解されているのかというと、「ドクニンジン」という有毒植物に理由があるようです。
ドクニンジンはニンジンとは全く別の植物で、葉っぱがニンジンの葉とそっくりなためその名前が付けられました。食べると吐き気を催します。
生息しているのは、北海道などの寒い場所なので、あまり見かけることはないでしょう。
葉っぱの形がそっくりなためにニンジンの名前を借りられて、しかも毒があると誤解されるなんてニンジンもはた迷惑ですね。
人参の葉の栄養は?
ニンジンの葉にはたくさんの栄養が含まれています。
しかも根よりも葉のほうが栄養があるというのだから驚きです。
葉と根の栄養価を比べると、
- ビタミンAは2倍以上
- たんぱく質は3倍
- カルシウムは5倍
そのほか、ビタミンE、カロテン、鉄分も葉のほうが多いんです。
これはニンジンの葉を捨てるのはかなりもったいないですよね。
ニンジンの葉の食べ方レシピ
では、そんな栄養満点のニンジンの葉をおいしく食べるレシピをご紹介します。
ニンジンのかき揚げ
ニンジンのかき揚げに、細かく刻んだニンジンの葉も一緒にいれてあげます。
そうすることで、ニンジンをまるごとおいしく食べることができます。
ニンジンの葉の和えもの
ニンジンの葉を湯がいて、いろんな野菜と一緒にあえたり、サラダにしたりできます。
例えば、ニンジンの葉とツナ、クルミを酢と塩、ごまを加えてあえるだけのサラダ。ニンジンの葉とニンジン、ツナを塩だけで合えたものなど。
めんつゆなどで味を変えてみてもいいですね。
ニンジンとの葉のごはん
ニンジンはすりおろし、ニンジンの葉は細かくきざみます。通常のごはんを炊く手順で、炊飯器に昆布と塩、お好みでお酒を少々、ニンジンを入れて炊きます。
ニンジンが見えないので、ニンジン嫌いなお子さんにもいいかもしれませんね!
ニンジンの葉の保存方法
葉がついているニンジンは、葉は切り落とすようにしましょう。
葉はよく洗い、茎の先をお花を生けるときのように少し斜めに切り落とします。そして花を生けるように水を入れた空き瓶に差しておきます。
お水は毎朝変えておきましょう。
そうすることで1週間ほどはシャキッとしています。
空き瓶がない場合は、ペットボトルを切って活用してみるといいかもしれませんね。
まとめ
ニンジンの葉のほうが栄養価が高いなんてびっっくりですね。捨ててしまってはもったいないです。
ニンジンまるごとおいしくいただくようにしましょうね。
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