ビールってお歳暮や景品などでまとめてもらったりして、いつの間に賞味期限切れになっていることってありますよね。
「賞味期限切れのビールの処分はどうすればいいんだろう?」と疑問に思う人もいるでしょう。
ビールの処分は簡単で、中身をキッチンやトイレに流して缶や瓶はリサイクルに出しましょう。
絶対にしてはいけないのは、以下の2点です。
- 中身が入ったまま捨てる
- 河川に流す
ただ賞味期限切れから1年くらいであれば、飲めなくはないです。
炭酸が弱くなり、色味も若干薄くなったりしていて、もちろん味は落ちていますが、気にしなければ飲むことができる範囲です。
ただし、おなかを壊す可能性もあるので、自己責任で飲むようにしましょう。
捨てるのはもったいない!と感じるなら、意外な使い方もあります。
ここではそんな賞味期限切れのビールについて解説をしていきます!
賞味期限切れのビールを処分の正しい捨て方
賞味期限切れのビールの処分は、中身を普通に流しに捨ててしまってOKです。
賞味期限切れやビールに限らず、お酒の場合には普通にキッチンに捨ててしまって問題はありません。
お酒をそのまま流しに捨てたとしてもしっかり浄水処理がされるので、環境破壊に繋がることはありませんよ。
ただ気になる場合には、一度に一気に捨てるのではなく、量を分けて捨てるようにしましょう。
またアルコールが苦手な方はしっかりと換気をしながら行うようにしてくださいね。
逆にやっていはいけないのが缶やビンにビールが入ったまま捨てることです。
そのままの状態で捨てるとうまくゴミ処理ができなくなってしまい、リサイクルができなくなります。
またごみ収集業者の方にも迷惑をかけることになります。なのでしっかりと賞味期限切れのビールは処分をしてから捨てるようにしてくださいね。
賞味期限切れのビールの使い道はある?
ただ賞味期限切れであってもそのままビールを捨ててしまうのはなんだかもったいないですよね。
賞味期限切れのビールですが何か他の使い道はあるのでしょうか?
続いて紹介をしていきます。
掃除
賞味期限切れのビールですが掃除に活用をすることができます。
ビールにはアルコールの他にも酵素などが豊富に含まれています。
そしてこれらは油分を分解する働きがあります。
なのでキッチン周りの油汚れなどに非常に有効です。
使い方は簡単で、布巾に賞味期限切れのビールを染み込ませ、そのまま油汚れを拭くだけです。
それだけで頑固な油汚れも綺麗さっぱり拭き取れるのでぜひ試してみてください。
お肉を柔らかくする
ビールや炭酸にお肉を漬け込むことでお肉を柔らかくすることができます。
これはビールや炭酸の酸性の成分が、お肉の繊維に入り込み、柔らかくしてくれるからです。
大体調理に使う前に賞味期限切れのビールにお肉を3時間ほど漬け込んでおくだけで、お肉が柔らかくなりますよ。
ただ大幅に賞味期限切れになっているビールの場合、お肉を漬け込むことでお肉に影響があるかもしれないので注意をしましょう。
肥料
賞味期限切れのビールですが肥料として使うことができます。
ビールにはタンパク質や酵素が含まれており、これらは植物にとっても栄養源です。
なので鉢植えの場合には少し土に混ぜて上げるほか、庭の場合には庭にビールを撒いてしまっても良いです。
ビールの力によって元気のなかった植物が元気になってくれます。
またビールは植物の葉っぱのツヤを出す効果もあります。
なのでビールを布巾に取り、葉っぱを磨いて上げると、綺麗でツヤツヤの葉っぱになりますよ。
お風呂
賞味期限切れのビールですがなんとお風呂にも使えます。
使い方としては湯船に張ったお湯にビールを注ぐだけとなっています。
ビールに含まれる酵素やアミノ酸、ビタミンが肌から浸透をして肌のきめ細かさをアップしてくれます。
またビールの炭酸は血行をよくする働きもあります。
なので冷え性にも効果的となっています。
実際、ビールの本場のドイツではビール風呂は一般的な入浴法として楽しまれています。
このように賞味期限切れのビールですが、結構使い道はあります。
ぜひうまく活用をして無理なく賞味期限切れのビールを消費するようにしてくださいね。
賞味期限切れ1年のビールは飲める?
賞味期限が1年切れていても飲めなくはないです。
しかし炭酸が弱くなっていて、味も落ちてしまっているので、賞味期限内のビールに比べるとおいしくはないです。
あまり気にならない、というのであれば飲んでみてもいいでしょう。
ただし、おなかを壊すこともあるので、おなかが弱い方は辞めたほうがいいでしょう。
賞味期限はあくまで「美味しく飲める期間」なので、賞味期限から2~3カ月から1年くらいまでは飲むことはできます。
さすがに2~3年過ぎているのはまずくて飲めなくなります。
賞味期限切れのビール半年1年たつとどうなる?
賞味期限切れのビールですが、半年、1年たつとどうなるのでしょうか?
続いて解説をしていきます。
半年
半年になるとビールの泡立ちも悪くなり、風味や味も落ちるのがわかります。
ただ普段ビールを飲み慣れてない人の場合には、そこまで気にすることなく飲むこともできるでしょう。
またキンキンに冷やして一気に飲めば、まだ飲むこともできます。
1年
賞味期限切れが1年になると、流石にビールの風味や味、そして喉越しまでも悪くなります。
泡立ちもないのでもはやビールとは言えないレベルですね。
またビール自体も劣化しているので色も濁ってきます。
飲むこと自体はできるかもしれませんが、ビール好きの方はあとても飲めたものではないでしょう。
賞味期限切れのビールですが、直後から半年ぐらいまではそれなりに飲むことは可能です。
ただ1年を過ぎたら大幅に劣化をするのでそうなる前に飲み切るようにしてくださいね。
まとめ
賞味期限切れのビールですが、捨てる際には流しに捨てるようにしましょう。
間違ってもそのまま缶にビールが入ったまま捨てるのが避けてください。
また賞味期限切れのビールを捨てるのがもったいない場合、いくつか使い道があります。
賞味期限切れのビールは半年ぐらいならまだ飲むことはできますが、1年以上になると明確に劣化をします。
やはりそうなる前に美味しくビールを消費するようにしてくださいね。
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